今年もLINE Developer Day 2017に行ってきました!!
本記事は開発者のみなさんがBOTを使いたくなってもらいたくなるようにBOTについて熱く語られた「BOT and the new Comfortableness」のまとめになります!
BOT & The New Comfortableness
砂金信一郎様, 立花翔様
Messaging APIについて
- 現在、LINE上に13万のBOTがあります
- 累計20億人の友達がBOTと会話をしている
- 1年で100億メッセージがBOTと人間の間で交わされた
- BOT awardというのを開催し、優勝者は&HANDというチームが優勝しました
- 妊婦さんなどの人にビーコンを持たせてマッチングを図ったチーム
- シャクレというサービスは、カンファレンス会場で前の人が取った写真を後ろの人に送るといった個人がつくったサービスなどもあった
- LINEの開発者とも一緒にHackathonsも開催した
- BOT Awards2の新規開催は未定
- みなさんの熱意を拍手、RTで経営層に届けてください!!
去年の振り返りやupdateについて
- Messaging APIはBOTを作るためのAPIです
- pushメッセージはあまり多様してほしくないため、制約をつけている。なぜならできるだけユーザと仲良しな関係を築いた上でつかってほしいため。
- BOTの作り方はapiにJSONを送るだけです。
- 開発言語ごとに、使いやすく工夫したSDKを用意しています
- BOTを作る際には、試すだけなら無料で使えます
- スタンプや、動画、写真を送ったりもできます
- ユーザのアクションをしやすいようにいくつかのテンプレートを用意している
- 最近datetimeアクションというのを追加しました
- ImageMapアクションを使って座標とエリアを使ってアクションを行える。
- beaconをつかってBOT活用もできるでしょう
Messaging API with LINE Login
- 体重と歩数を管理するBOTのデモ
- LINEログインを実装することで、ログインした上でwebで表示できる
Group member IDs/Profile
- グループ内のuseridを用いたBOT
- 一人と1BOTの場合や、グループの中の会話に合わせてBOTを使う人もいます。例えば翻訳BOTなど。
- さらに、グループの中のユーザIDも取得できるようにしました
- レポート提出の例をあげると、BOTをグループに加えたらBot設定を行い、教授のIDとリンクし、ユーザがBOTのリンクに対してレポート提出などもできる
- さらに、提出が遅い生徒には個別にメッセージを送って最速もできる
- NGワードゲームなどもこれで遊べます
Flexible Rich Menu
- すでにあるRichMenuについては、エリアをタップすることでアクションを催促することができる
- 問題としては表示領域が狭くなってしまう、ありきたりなUIしか作れないという問題があった
- richmenuの問題を解決するためにつくられたのがFlexible Rich menu
- ハーフサイズのrich menu
- richメニューの縦のサイズの半分のリッチメニューがつくれます
- ImageMap
- 現在は決められたデザインからつくるものだったのが、画像と座標に紐付いてアクションを行える
- 題材として地図や、ゲーム、レシピ一覧など
Rich Menu API
- static API例題
- アカウント連携されているユーザには会員専用メニューが表示できるようになったりする
- ビーコンを使って、来館者には特別クーポンやイベントなどの表示を出し分けたりする
- ユーザに対してお気に入りやクイックアクセスなどを使って手早くアクセスできるようにする
- サポートが終わったタイミングで満足度アンケートを出す
- ユーザの属性を選択してもらい、そのユーザに適したメニューの表示ができる
- キーボードAPI例題
- ユーザがキーボードが必要になったタイミングでキーボードを表示できるようにする
- ゲームが終わった後にハーフサイズのrich menuなどを表示されたりする
- APIについてはまだ開放されていないので乞うご期待ください
これから先の展開
- 複数のサイトをまたがって作業しなければならないとの声があったのでより管理しやすいデベロッパーサイトを作っています
- ドキュメントを増量して英語と日本語で書いております
- githubのページも用意しております
- LINE BOT studioというデザイナーやプランナーがプロトタイピングツールとして使えるものを出します
- clovaでやろうとしていることをLINE BOTで実装してみませんか
- LINE API Expertという開発者の皆様に一緒にやっていける認定プログラムを用意します
- 特典として、パートナー限定、ベータ段階の非公開のAPIを公開し、直接エンジニアにフィードバックできるようになります
BOTもよりユーザにとって使いやすくなっていくのが感じられるセッションでした。
是非BOT Award2を開催してほしいですね・・・!
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