LINE DEVELOPER DAY 2016に今年も今年も参加してきたのでそのメモです。
New world by the LINE BOT
サービス開発1室 松野徳大様
LINE Notify
- メッセージをAPIを通してユーザに簡単にメッセージを送れます
- LINE Notify専用のユーザから通知を自動的に送れる
- 例えばgithubのPRを通知するような仕組みができる
- How to use
- OAuth2で認証してHTTPS APIを叩くだけ
- Personal access tokenを使ってHTTPのリクエストを送るだけでも使えます
- シェルスクリプトに埋め込んだり、Jenkinsに埋め込んだりもできると思われます
$ curl -X POST -H ‘Authorization: Bearer ‘ -F ‘message=foobar’ https://notify-api.line.me/api/notify
- IFTTTと連携もしました!
- 天気と通知したり、gmailと連携したりなど出来ます
- GitHubも対応しました
- PRやissueの通知を受けられるようになりました
- mackerelとの連携もできます
- サーバの障害時にline notifyの通知を送れたり出来ます
LINE Messaging API
- 今まではLINE Official AcountとLINE@の2種類用意されていました。
- LINE OAは3000以上のアカウント、LINE@は300万アカウント以上ある
- これらのBOTは提携しているBOTやLINEが出しているBOTしか提供されていなかったが、今後はLINE BOT PlatformをOpen化してユーザーが広く提供できるようにします。
- 2016.04.07にBOT API Trialというのをリリースした
- 1万ユーザー限定だったが、すぐに1万枠は埋まってしまったので、現在までに2万ユーザー枠に登録してもらいました
- 構成としては、エンドユーザがLINEと発言するとjsonとしてシリアライズして、BOTのサーパーにweb hookで送信する。BOT側はapiをコールするといった構成になる
- LINE Messaging APIは本日正式に公開されました!
- BOT APIはmagic number(0と1以外の数字)を排除してクリーンに実装できるようになりました
Documentについて
- リリースに合わせてドキュメントをフルリライトして読みやすくしました
- コードサンプルも追加しました
- Java, golang, Ruby, PHP, Perl5の正式SDKを用意しました
3つの新機能
- LINE Business cconnect、 line@では提供していなかった機能の紹介
Group対応
- 今までは翻訳BOTのみがグループに参加できるだけだったが、その制限を排除して、LINE notifyも参加できるようになりました
新しいメッセージタイプ
- Carousel、Confirum、Button表示ができるようになりました
- Carousel:カードタイプの表示
- Confirm:OKとCancelといった2択のボタン表示
- Carousel:画像やテキストボタンなどのリッチなUIの表示
- NAVITIMEの検索など、Carouselを利用することで複数の検索結果が見れるようになっています
Reply/Push API
- 従来のPushと同じ形式でBotがユーザに対して通知を送るもの。
- 現在有料プランのみ利用なものになります
- Replyタイプ
- ユーザーのメッセージメッセージに対して1つ1つにトークンが付与されるようになり、ユーザーが送ってきたメッセージに対して返信することで無料でメッセージが送れるようになります。
- 制限として、有効期限(数秒)が設定されているので速く返信しないといけない
- ひとつのreply tokenに対して返事できるAPI callは1回だけです
注意など
- Replyと新しいメッセージタイプは従来のBOTではできないので注意
- BOT API Trialは終了し、今後はDeveloper Trialというのが開始されます
BOTへの流入口
- BOTを経由してテキストベースでのコミュニケーションが大変だと思っているユーザもいると思うので、入り口を増やしてユーザーとのコミュニケーションを増やそうと考えました
- そのための機能として、BOTとの会話を開くと下からシュッとやることが掲示されます。ユーザはその選択肢からタップしてやることを選択するだけ。
- これならBOTとのやりとりのきっかけもスムーズにできると思われる
- LINEのリッチメッセージ
- LINEのnewsなどでよく利用されているものです
- こちらからメッセージを送ることもできる
LINE Web Login機能
- 複雑な入力はwebのほうがかんたんと考えている人もいると思うが、Web Login機能も提供しております。
- LINEのアプリ内でログインするとID/PW無しで自動でログインできるようになるという機能になる
- 食べログの例だと、選択肢が表示され、Carouselの選択肢からネット予約をタップするとweb画面に遷移し、その後、予約でLINEで自動入力をすると、LINE PROFILE+の機能で自動的に入力をすることができます。
- これを使えば簡単にユーザの登録が出来ます
- ※LINE PROFILE PLUSは現在提供パートナーのみの提供となっています。
- また、LINEで登録したユーザに対してはLINEに通知も送れるようになります。
IoT and Beacons
- リアルの実店舗にビーコンを設置し、来客したユーザにLINEクーポンを提供するといったことが簡単に実現できます
- 仕組みとしては、LINEアプリをインストールし、かつLINE BOTと友達のユーザがきたらBOTからメッセージをおくれるようになる。
- 体験として会場においたので回ってみて下さい
- LINE BOTを通したビーコンやweb, リッチメニューとの連携でサービスを拡充できます
Trial
- 今回話した機能は全てDeveloper Trialで体験できます
- ビーコンはどうやって体験するのか?
LINE Bot Awards
- 素晴らしいBOTを開発した人には1000万のプレゼントをするアワードをやります
- 詳細は@LINE_DEVで告知します
LINE BOTには色々な使い方が考えられてこれからのLINE生活が楽しくなるようなセッションでした。
特にグループに入れられる事ができるようになったのでグループに突っ込んで友達とかに自慢できるのは良さげですね!
ちなみに現場ではビーコンが3つ設置されており、すべてをめぐると限定スタンプがもらえるといった実際にLINEビーコンを体験できる企画があり、体験して楽しめる会場となっておりました。
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