渋谷に拠点を構える4社が開催したテックカンファレンス BIT VALLEY 2018に参加してきたのでそのまとめです。
本記事はMAIN TRACKで行われた「渋谷初スタートアップの若手起業家たちを支えたもの」のまとめになります。
加藤 氏
清水 巧 氏
藤崎 友樹 氏
藤川 新一 氏
なぜ起業したのか
加藤氏
- 大学4年のときに企業
- 3年まではプログラミングをやったことがなくて、アプリの開発やソーシャルネットワークなどをやりたいとおもっていた。
- しかし学校ではあまり学びたいことが学べなかった
- 独学をはじめたら大変だったので、プログラミングをやりやすい環境を作りたくて起業した
清水氏
- 会社の人事向けにリファラル採用をクラウドサービスで活性化するサービスをやっている
- SNSのつながりからどの友達から創業メンバーにふさわしい人を提供する
- 22歳で創業した。
- VCにビジネスアイデアをやっても出資してくれなかった。
- Sansanで入社して1年ほど経験してから企業した
- もともとはコンビネータということでスタートアップのメンバーを集めることに特化したサービスをやっていたが、マネタイズがうまくいかなかったのでキャッシュアウトして、実家に帰って事業を0から作り直した
藤崎氏
- mixiの社内ツールとして作ったものを新規事業として立てあげて出した
- 2012/9/10にリリースしたので今日で6周年です
- 社内スタートアップとしてやっているので少し変わった経歴になる
大きな影響・刺激を受けた人はいるか?
加藤氏
- エンジェル投資家の人からアドバイスをもらったりするが、仲間と試行錯誤しながらやっているのでロールモデルはない
- おおきなきっかけは、アメリカのサウス・バイ・サウスウエストというスタートアップの祭典で、知り合いのスタートアップの社長といって、社長の知り合いで初期メンバーが多いという状態だった
- お金持ちになったあとでも新しいプロダクトをみせにつけている人がいた
- 何も見せるものがなくて悔しかった
- 世の中をよくするんだというのを語りたかった
清水氏
- ベンチマークという人はいない。
- sansanにいたときも人のつながりを資産に変えてできたらいいよねと熱く語っていた。
- 事業を手段としてどういうふうに世界を動かすか、世界を変えるかと語れる人がかっこいいと思う
- 今の事業も自分の会社を友達に紹介したいというようになりたい
- 開発者の方は技術ドリブンの方もいれば、ビジネスにどうインパクトをあたえるかを考える人もいる
- 事業でもメルカリさんもマーケットプレイスを使っているが、どこを目的化しているかで自分と合うかどうかをみる
- 市場価値や売上ではなく、どれくらいのユーザを解決できるかでみる
藤崎氏
- mixiの笠原さん
- 資産家だが、今でもサービス開発を行っている
- やりたいことがあって形にしている人が目の前にいたのでいいなと思った
- お金にがめついというわけでもなく、普通に社内でも仕事していて、250円の弁当を買うために並んだりしている
- ベンチャー企業の社長という感じを出さなくてもいいんだなとおもった
- 会社の文化にも影響を受けている
- シリコンバレーにいったりしたが、金曜の夜に営業のカスタマーサポートでいった会社で気軽に飲み会に誘われたりした。
- 場所が社内のラウンジやソファで飲んでた。そこでCEOが入ってきてこんな仕事をやってみないかと誘われたりもした。その文化を真似したいなと思った。
いいプロダクトを作るにあたってどのようなことをチームとしてやっているか
藤崎氏
- 日本とアメリカとイスラエルの人と仕事しているが、文化や得意としているものも違う
- 人は興味あることには夢中になれるので、得意なことをやれといっている
- 好きなことだけやってもだめなので、一人でやらず二人以上でやっていくようにしている
清水氏
- スティーブ・ジョブズにあこがれていた。
- カリスマ性があって真似てみたんが、仕事が楽しくなかった
- 思い切り権限委譲するように心がけている
- いちいち口を挟まないようにしている
- 将来企業したいひとが結構いるが、何が足りないかを入社のタイミングでそれをできるように、やりたいことなどを調整して会社のビジョンと合わせるようにしている
加藤氏
ユーザ目線でやっていることは?
- 開発者のコミュニティに顔を出してユーザインタビューしている(藤崎氏)
- メンバーが増えていく中で、持っている知識がそれぞれ違う
- 自分たちの持っている知識を何かしらで伝える必要がある
- 1on1をメンバー全員でやるようにしている
- 1回目からたくさん出てきた
- 回数を多くやるようにしている
清水氏
- 大きなゴールを目指そうとしていると、等身大のユーザの姿見えにくくなってくる
- 伸びるサービスは半径5mくらいのユーザのために作っていたらスケールアップしているのが主流と思っている
会社において当面のゴールはどこか?
加藤氏
- とにかく友達や自分自身にささるプロダクトを作ろうと思っていた
- 今はバイアウトでも上場でもどっちでもいいと思っている
- 日本のユーザやインドのユーザってプログラミングに関する熱意が違う
- インドだとエンジニアであれば給料が5倍になるというモチベーションでやっている
- プログラミングをカーストから抜け出すためのツールとして使っている人もいる
- progateがあったからその人が幸せだよねというのがあればいい
- 海外でも初心者向けサービスがつくれればよい
清水氏
- VC受けて企業を目指すのであればExitしないといけない
- リフカムはIPOを目指している
- 採用といったものを変えたいと思っている
- 社員が紹介して一緒に働きたいというのを増やしたいと思っている
- 目的のためにIPOが最適と思っている
藤崎氏
- もともとmixiの中にあったので、M&Aといい会社と結びつけますとなっても相当同じいいことをやってる会社じゃないと、ユーザとして幸せじゃないといった状態を引き起こさないために同じ温度感じゃないといけない
- ツールとして使われるので世界中につかわれるわけではない。急成長はなかなかしない
- 現在自己資本だけで回しているので目標は自由に舵取りができる
2018年、こうするといいよというメッセージありますか
加藤氏
- 決断すること
- 4年前は普通の学生だった
- アメリカ誘われてすぐついていったり、プログラミングをわからなくても飛び込んだりなど、思い切った決断が大事だと思っている
清水氏
- 自分が企業をするために明日何をするかなど、アプローチをすべき。
- スタートアップの中に入っていけばアクションも具体的になると思う
- 起業したいなら近いことをやっている人に近づくのがいいと思う
藤崎氏
- おもしろいとおもって飛び込んでたらここにいた
- 夢中になれることをみつけることが大事
- 学生であれば面白そうだなと思ったことにいろいろ手を出してみるといい
- 興味を持って手を出していくといいと思う
- エンジニアをやるでも経営をやるでも、やりたいことを忠実にやってみる
若いのに成功した起業家たちは行動力があるのだと感じました。例にもれなく私も今後もガンガン飛び込んでいこうかと思います。
また、まずは近場の人を幸せにするプロダクトを作っていけばいずれスケールしていくというのもとても響いたので常日頃周りの人たちを幸せにする方法について考えていこうと密かに決意いたしました。
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