渋谷に拠点を構える4社が開催したテックカンファレンス BIT VALLEY 2018に参加してきたのでそのまとめです。
本記事はMAIN TRACKで行われた「渋谷 x 新規事業論」のまとめになります。
テーマ1 渋谷再発見
なぜ渋谷が注目を集めているのか、渋谷再発見というテーマで語ってもらう
熊谷氏
- 事業を青山で開始した。(1995年)
- インターネットの波に乗ったら人が増えてきたので青山から渋谷に都落ちしたが、結果渋谷の多様性に助けられて成長した
- ネットエイジの西川さんを中心bitter valley(渋谷)をかっこよくしてbit valleyという名前をつけられた。
- jasdacに上場し、渋谷の円山町のクラブでパーティをして盛り上がった
- 今日は最高の会にしたいです
南場氏
- 1999年に立ち上げた。
- 生まれも育ちも渋谷
- Bit valleyのイベントに参加したらいつのまにか前に立っていた
- Bit valleyを感じるより、DeNAの歴史が刻まれた感じがした
- リリース時にDBのパージをしてしまう事件が起きてしまって、エンジニアの家の前で叫んだこともあった
- 寝袋持参で会社に生息し、そのまま住民票を事務所に移したこともあった。
- 空間と生業がネットに閉じこもってしまっている。パーティや広告の看板くらいしかない。
- 空間にインパクトを与えられる仕事を取り組もうとしているので、ちょうどいいタイミングの会と思う
藤田氏
- 第1回のbit valleyのmoveは1999-2000年にかけておきた
- 渋谷で事業立てたのは、渋谷に詳しいのと、若者からも住みやすいということで渋谷にたてはじめた
- 2000年以降bit valleyを口にしなかったのはネットバブルでネット企業が叩かれたときにネットを出すのが恥ずかしいとなって出さなくなったのでは。
- 渋谷を拠点にしたいという人がふえたのは意義があったのではないかと思う
- CAの従業員は8000人以上働いており、たくさんのエンジニア、クリエエイターが集まる場所になった
- 第1回bit valleyはパリピ感があった
- Bit valleyという名を再度やっていくのは絶妙のタイミングだったと思う
テーマ2 新しい価値創造・価値提供を目指して
経営者企業視線から、人材・コミュニティ育成と企業文化の醸成をどう思うか
藤田氏
- 渋谷で若者受けをねらうということで渋谷でオフィスを探すが、オフィスがない
- 昔は坪単価が安かった。大手町と比べると半額以下だったが、雑居ビルでも高騰してきている
- 東急が渋谷にビルをたててるのでビジネスシティになる。ビジネス環境が整っている
- インスタばえする聖地のような場所があればbit valleyが盛り上がるのでは
南場氏
- DeNAは挑戦。
- やっている事業はどんどん拡大している。
- 事業に挑戦したい、アイデアを形にしたいという熱量を形にしてきている
- 自分たちを永久ベンチャーと呼んでいる。出来上がった会社になりたくない。
- 新しいものに挑戦し続けるというのを企業文化としている
- 企業文化が渋谷の雰囲気にあっている
- 渋谷にエスタブリッシュになってほしくない。人から敷いたレールからあらがって自分の熱量を形にする人たちが集まる場所になってほしい
- 永久ベンチャーというからにはどんどん変化し続けなければいけないと思っている
- ポイントとして企業に閉じるのではなく、どこにいっても通用する人材を育て、トップノッチの人材とその人材がDeNAに属していようがいないが、どこにいても高いコラボレーションをだせるようにしていきたい
- 技術者には自分の市場価値があがるように変化をさせている
- 20周年プロジェクトをはじめて、アイデアを募集したら240くらいアイデアが集まった
熊谷氏
- エンジニア志望であること、ベンチャー企業志望であるのは正しい
- 23年でIT革命が産業革命であることは誰も否定しなくなった。
- 過去の産業革命は55年続いているので、まだまだ半分なのでこれからも続いていく
- どこで務めるか企業するかは渋谷が正しいと思っている
- 東急が全力で渋谷周辺にIT企業向けビルをたてまくる。
- 駅外区というビルが立ち、Googleが貸し切っている
- CAも渋谷ビルに引っ越す
- GMOもセルリアンにいる
- 東急プラザのオフィスフロアは全部GMOで借りる予定
- 2年後には見渡すとIT企業ばかりがはいるという状態になる
- 務めるなら渋谷のほうが同業の人と接触する機会も増える
- オフィスを借りる千載一遇のチャンスだと思う
- ランチやディナーには同じ志を持った人と接触するのが大事だと思う
- ものづくりを大事にする文化があるが、いろんなものを作りやすい企業体制になっている。
- 長時間座っているエンジニアには座り心地のよい椅子を与えたり、参考書を集めた図書館を作ったり、お昼寝をできる場所を作ったりしている。
- 12~13時は会議室でだれでも寝れるようになっている
- ITベンチャーを目指すには渋谷はぴったりの土地と思う
テーマ3 世界的技術拠点としてのこれからの渋谷
mixiの笠原 健治氏からビデオメッセージ
- サービスづくりを一貫としてやっている
- サービスをリリースして面白みを感じている
- サービス作りに関わる人がもっと増えてほしい
- 新しいサービスを今やっていて、北米でサービスが当たりそう
- 北米でのサービスをあてて知見をみなさんにも共有しようと思っています
- 新しい未来を切り開くパワーになって行ければと思う
南場氏
- 自分にとって幸せはなにかと考える時間があった。
- ひとつは誰かの役に立っているという実感
- もうひとつは夢中になっているという状態
- 上記2つが幸せにする要素だった
- 精一杯なにかに夢中になって出来上がったものが、ユーザに喜んでもらえるというのがあるので、ビジネスはたまらない
- エンジニアであろうがクリエイターであろうが、使う人にとって夢中になってもらえるものを夢中になって作るのが素晴らしい
- Anycaというサービスを若手が作ったが、最初はそのサービスを拒否していたが、熱量に負けてやることになると、夢中になってサービスを作っていた
- ものやステータスではなく夢中を求めてほしい
藤田氏
- 仕事の楽しさはホーム感があるものがいい
- 社会に出てアウェイ感があると時間が長く感じる
- 渋谷というのはエンジニアのみなさんにとってのホーム
- 世界に誇れるものを生み出していきたい
熊谷氏
- 人には寿命がある。寿命がある限り、時間は命そのもの。
- 何に時間を捧げるのかを確認することが大事
- それがエンジニアで、ITベンチャーで正しかったと思うなら渋谷で活躍してほしい
- 人は一度しかない時間、人生を何と引き替えにするか
- 一千万でやりたくないことをやるというのはそのひとの価値がそれでつく
- お金は必要だが、お金は目的じゃなくて結果じゃないといけない。
- 多くの方の笑顔の引き換えにしたほうが幸せになると思う
- たくさんの方の笑顔のために人生を捧げるというのが今後も正しいと思っている
- エンジニアはものを作る技術を持っている
- 英語などを勉強するよりも機械語を勉強してみんなを笑顔にしているエンジニアの皆さんは素晴らしいと思っている
- 渋谷の地で起業して一緒に盛り上げていきましょう
人を幸せにするサービスは結果的に周りも自分も幸せになり、ハッピーな人生を送れると思いました。
私自身も今後作るサービスはみんなをハッピーにするような誇れるサービスを夢中になって作っていきたいとより一層決意しました。
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