渋谷に拠点を構える4社が開催したテックカンファレンス BIT VALLEY 2018に参加してきたのでそのまとめです。
本記事はMAIN TRACKで行われた「ネットワークエンジニア視点で見たインターネットインフラ」のまとめになります。
中里 昌弘
- 同じlinuxサーバを作成するにしても昔はCD-ROMから1時間くらいかけてインストールしたが、今はAPIを叩いて30秒で起動する
- インターネットに繋がっているユーザはほとんどつながっている。
- サービスを作るハードルがどんどん低くなっている
インフラ事業紹介
- アクセス事業:フレッツなどのいンターネットにつなぐための事業
- お名前.com:ドメイン管理サービス
- ホスティング ConoHa:vpsサービス
- GMOアプリクラウド:ゲーム向けクラウドサービス
- 各国のデータセンタへ展開して現地の方とサービスを作っている
データセンタでネットワークインフラを作る
- 大切なのはお客のことを考えて仕事をするということ
- クラウドサービスは5-6年すると古くなったサーバをリプレースする必要がでてくる
- データセンタ&ラックを借りて、回線、IPアドレス、AS番号(IPアドレスを束ねる単位)、物理的な機器が必要になる
データセンタ
- 専門業者からラックという単位で借りる
- 地震などでとまっても自家発電で運用ができる
- ラック1本で30台位のサーバやネットワーク機器が詰める
- データセンタはルータ、スイッチ、セキュリティ、サーバ、集線スイッチ、ロードバランサ、配線、ストレージなどのインフラ機器を組み合わせて構成する
- これらを選んで買い物するのもエンジニアの仕事
- 英語ができることで必要な情報へのアクセスも増える
- インターネット – データセンタバックボーン – サービスユニットネットワークといったかたちで構成されていく
IPアドレスの確保
- グローバルIPアドレス、AS番号、通信キャリアからグローバルIPアドレスが必要になる
- 東京では大手町にISPが集約しているので、そこに経路を変えて多重化した上で接続している
- IPアドレスをAS番号で束ねBGPで接続する
大手町にDCが多いような感じがしていましたがISPが多いのにも一つの要素があるのだなと思いました。
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